ロンドン到着!
投稿日: 2001/07/07
Travel > 2001年 ふつーの旅
Flickrにこの旅のPhotoSetを作りました。(2008年2月)
飛行機の窓から外を見ると、なんと雨。さぞかし寒いんだろうなーと思って降機すると東京の梅雨時みたいな感じ。湿度が高くちょっと動いただけで汗ばんでくる。ホテルの案内地図には4.5GBPでシャトルが使えると書いてあったのでインフォメーションで聞くが、「君が行きたいホテルへは、シャトルは使えないよ。パディントン駅まで地下鉄(何とかエキスプレス)に乗っていき、駅に着いたら地図を見せてまた聞きなさい」みたいなことを言われる。
とりあえず現地通貨がないと話にならないので、40GBPばかりおろす。
そしてホテルに電話するとバリバリ日本語OK。向かう方法を尋ねるとエアバスというにの乗ってランカスターゲートで降りてくれと言われる。ハイハイ、エアバスねと思いバスターミナルを探すとかなり遠い。汗をかきながらターミナルに着くと、乗りたいバスの発着場がない。
あららーと思いながら気のよさそうな係員に聞くと、「フードのあるとこから地下に入って道路の反対側にあるターミナル2に行くとNo.5バスストップからダブルデッカーに乗れるよ、わかったかい?良い旅をね!」と教えてくれた。その通りに歩くとまたもかなり遠い。
軽く汗をかきながら何とかバス停到着。時刻表を見ると次の出発まで1時間近くあったが、なぜか割とすぐにバスはやって来た。
生まれて初めて見る、背高ノッポの真っ赤なダブルデッカー。運ちゃんに「ランカスターゲートへ行くよね?」と聞くと「もちろん!」とのこと。チケットはいくらか聞くと「片道?往復? そうか片道か。そしたら7GBPだよ」と言うので料金を払い2階席へ。ちょっと不安だったので「ランカスターゲートに着いたら教えてね」と運ちゃんに言うと、「もちろん、ちゃんと車内放送するよ」と言ってくれた。地元の人たちはかなり気さくで優しい。観光客が多いせいかもしれない。英語も聞き取りやすい。
出発するとバスは市内へ向けてひた走る。多分目的地まで1時間ちょっとかかるはず。ロンドン市内に入ると、町並みがかわいらしい。ヨーロッパへ来たことを実感する。
車内から何枚か写真を撮っていると、運ちゃんがコールしてくれたのでランカスターゲートで無事に降車。
が、道がかなり入り組んでいるのでホテルへたどり着くのに思いっきり迷ってしまった。プロトレックのコンパスで方角を確認して通りの名前を確認しながら言ったり来たりしていると、一度通り過ぎたとこにホテルはあった。
フロントへ行くと、受付は大学生っぽい日本人の兄ちゃんだった。ワーホリとか語学留学系かな。雰囲気からしてオックスフォードって事はないだろう。軽く話をして部屋へ行くと結構狭いがまぁまぁのつくり。シャワーがしょぼいけど部屋の中にあるだけましかな。暑かったのでちゃっちゃと着替えて顔を洗って出掛けることにする。出がけにフロントの兄ちゃんに聞くと治安は良いし夜も安心して歩けると言っていたのでカメラ片手にモロ観光客といった感じでブラブラする。
ハイドパークを軽く散歩した後、バッキンガム宮殿の方へ歩いて行くと2階がオープンになっている市内観光用ダブルデッカー発見。色々聞くと「2時間くらいで市内を一周してここに戻ってくるよ」と言うので料金を払い乗ることにする。料金は15GBP。2階席へ行くと風があたり肌寒かったので1階席に戻った。が、結構気温が下がっているらしくやっぱり寒い。さっきまではあんなに暑かったのにと思いながらちょっとブルーになる。結構見所満載でまわっていたのに、寒さに震えながら席で大人しくしていた。そして早く元の場所に着かないかなーと思いつつ、うたた寝してた。
車内の案内放送は日本語(配布のイヤーホンで聞く)のチャンネルもあるので観光にはうってつけ。思いの外魅力的な町並みに心を奪われ、もう1泊くらい予定に入れていけば良かったと後悔する。また絶対に来たい。多分1週間くらいあればそれなりにまわれると思う。
それにしても、日本人を含めて観光客が多い。治安の良さもあるのかな?
観光客は英語があまり話せない人たちが結構多い。何となく安心する。2時間弱で出発した場所へ戻ってきた。寒いので、駆け足でホテルへ向かっているといきなりフランス語で道を聞かれる。オレはどっからどう見ても日本人なのに、何故?と思ったが、「ゴメンね、何言ってるかわからないよ」とジェスチャーで示すと苦笑いで去っていった。
ホテルのそばで食料をゲットしようと思っていると良さげな店を発見。
インド料理(後でトルコ料理であることが判明)の店なのに何故か店員はイタリア人。しかも、イタリア人の少年客が多数。みんなテレビでサッカーを見て盛り上がっている。ここで、シシカバブ(後にドネルケバブと判明)とフィッシュアンドチップスを注文する。作ってるとこを見るとかなり美味しそう。ボトルウォーターも一本注文してテイクアウトにしてもらいお金を払う。
ホテルへ戻り早速食べると激ウマ!至福のひととき。デジカメを充電したり、レイルチケットを確認した後、軽く横になったら寝てしまい朝になる。