ロンドンからパリへ。そして寝台列車に乗り込む。
投稿日: 2001/07/08
Travel > 2001年 ふつーの旅
Flickrにこの旅のPhotoSetを作りました。(2008年2月)
何故か朝6:00位に起きてしまう。荷物をまとめたりしてから朝食をとりに食堂へ行くと、少し早かったらしく一度部屋へ戻りシャワーを浴びる。再び食堂へ行き朝食をとる。なんと日本食。食事中に関西から来ていた人と軽く話をした。その時テレビを見て気づいたんだけど、今はウインブルドンの真っ最中らしい。
朝食後、メールを書いてフロントで電話を借りて送信する。一発でつながり、ちょっとビックリ。かかった電話料金は80P也。チェックアウトが10時だったのですぐに部屋へ戻り荷物を引きずって下へ。汚れ物を洗濯したかったのでチェックアウト後荷物を預かってもらいコインランドリーへ行った。(ランド・ローマットというらしい)
使い方が良くわからないのと手持ちのコインが使えない種類だったので、両替に行ったり機械の前で悩んだりして結構無駄な時間を費やしてしまった。しかも、乾燥機に入れた靴下が全然乾かず時間ばかりが過ぎるので、あきらめて回収。結局、靴下は濡れたままだったのでビニール袋に入れてパックする。
ホテルを出た後、最寄りの地下鉄パディントン駅からチューブに乗ってウォータールー駅へ向かう。ピカデリーサーカスまでは激混みだった。ウォータールー駅駅に到着後、すぐにユーロスターの乗り場でチェックイン。水とサンドイッチを買い出発を待つ。出発10分前から搭乗開始となった。隣の席が空いているので結構くつろげる。出発後、車窓にはのどかな田園風景がひろがり牧歌的な感じがする。
ユーロスターの中でこの日記を書いていたところzzzzzz・・・となってしまった。
そしてなんとまぁ、到着までぐっすり寝てしまい他の乗客に肩を叩かれて起こされた。みんな、荷物を抱えて降りている。終点だったので問題は無かったんだけど、ちょっと慌てた。しかも、降りてから時計を見てびっくり、パリの方がロンドンより1時間ローカルタイムが進んでる。ユーロスターの中で余裕かましてたけど、実は1時間多く考えていたらしい。とこんな感じでパリの北駅に無事到着。
降車後さっそくATMを探す。ん、見つかんないぞ、あれれという感じになる。
しかも、やっと見つけたら取引停止中。寝台車の出発時間まで構余裕はあっるけどちょっとあせる。ふらふらっと地下の方へ行き何とかATM発見。レートとか良くわかんないけど、とりあえず200フランおろす。
さて、地下鉄でオーステルリッツ駅まで行かなきゃ・・・・メトロの入り口が見つからん。と思っていたら、それらしきラインナンバーの付いた入り口を発見。が、券売機がない。
係員が近くにいたので片言英語(単語並べまくり)で、「オーステルリッツ駅へ行くのはこれで良いのか?あと、チケットはどこで買える?」と聞いたところ「メトロの入り口はそこ、チケットはあっち」と教えてくれたのでいそいそとチケット売り場へ。人がたくさん並んでるなーと思ったら、なんと、券売を手作業で行っているではありませんか。しかも大渋滞。なんだか、ちんたらちんたらやってるなーと思いつつも並んでいると、券を買わずに改札のゲートを乗り越えていく人が結構いた。
改札機の「ガッコン」てなるゲートバーが壊れているレーンもあり券を持っているのに乗り越えていく人も多数。そんな状況を観察していると自分の番がやって来たので、地図を指さして「オーステルリッツ駅行きたい」と言うと特に問題もなくチケットをゲット。
で、地下鉄に乗り込む。ところが、何故か目的地から一駅ずつ遠ざかっている。
「ひょっとして、やっちゃった?」と思いすぐに飛び降りた。で、階段を上がると連絡通路があったので向かいのホームへ行き再び乗車。今度はちゃんとオーステルリッツ駅に近づいてる。で、そんなに時間もかからず駅に到着。
ところが、改装工事でもやっているのか、柵やついたてがあってまるで迷路。地図に載っている案内図を見てホームはどっちだーと悩んでいると、何となく列車発着を知らせる雰囲気のアナウンスが流れていたのでそっちの方へ行ってみるとホーム発見。
意外にも迷わずにプラットホームへ出れました。電光掲示板を見ると自分の乗る便が案内されていたので、一安心。
とりあえずここでボケッとしてようか、と思ったけど、ユーレイルパスをバリデートしなきゃならないので、チケット売り場へ行きちょっと綺麗なお姉さんの窓口に並ぶ。フランス語は全然わかんないので、「バリデート・プリーズ」といいパスを見せると、すんなり理解してくれて「パスポートちょうだい」と言われる。無事、バリデート終了。
次は乗車券の検札。とりあえず見よう見まねで機械を使ってガッチャンと切り込みとスタンプを入れる。もしやり方が違っていても車内で軽めの罰金を取られるだけなのでこれで良しとする。そのあとは、ただひたすらぼけーっと最終案内がされるのを待つ。
発車15分前にやっと乗車案内開始。軽く悩みつつも自分の席、というか部屋を見つける。が、座席(寝台)に番号のシールが二つ貼ってありまた悩む。
するとフランス人のおじさんがチケットを見せてみろとジェスチャーで示したので、チケットを渡すと、「ここであってるよ。そして君のベッドは下側だよ」と片言英語で教えてくれた。
どうやらこの人が同室の人らしい。おじさんは「私はあんまり英語が得意じゃないんだよ」と言うので、とりあえず「私もです」と言っといた。まもなく発車。すぐに乗務員がチケットとパスを預かりに来た。
同室のおじさんは相当ヘビースモーカーらしく、通路に出てずーっとタバコを吸っていた。多少なりともフランス語がわかれば、話の相手になれたのになーと思い少し残念座席でうたた寝したりしてると、乗務員がやってきてベッドを出してくれたので荷物を片づけたりする。で、その後は得意のぐっすり攻撃。
夜中に、目が覚めたりするも、とりあえず爆睡。