いきなりクライマックス。ワット・プー@チャムパサック その2
投稿日: 2009/10/08
Travel > 2009年 イサーンとラオス
21 Sep 2009 Part-2
いきなりガイドの実家に連れてこられ、「え?え?え?え?」状態のオレ(笑)
とりあえず家の前で家事をしていた彼の姉さんにご挨拶。
「あら、ドコの人連れてきたのー」って感じで笑ってました。
どうやらここは米農家のようです。
彼は混乱気味のオレにかまうことなくスタスタと家に(笑)
「メシの準備するから家に上がってゆっくりして」と言われたのでなまらオープンエアーなお家にお邪魔しました。
数世帯同居しているようでしたが、どういう関係なのかはよくわかりませんでした。親は別な場所住んでると言ってた気はするのですが・・・詳細は不明。
色々説明してくれましたがラオ語が全然わからんし。
米畑は姉さんのだ、ってのはわかりました。
家に上がったら気をつかってくれたのか「エアコンだよ」、といって扇風機を出してくれました(笑)
彼のグランマ(多分)がオレに一生懸命話しかけるのですが、歯が無い上にラオ語なのでオレはずーっとポカーン。
向こうは「あら、言ってる事わかんないかい?」状態。
グランマと部屋と扇風機
そんな感じでオレが固まっていると彼がまたもや「辛いの大丈夫か?」と聞いてきました。「なんで?」と答えると「ソムタムを作る」という言うじゃありませんか!
ラオスの一般家庭でソムタムを食べる事が出来るとは。これは嬉しい。もちろん「あんまり辛くしないで」と言いました。
ソムタムを作っている様子
手際よくちゃちゃっと作られたソムタムと買ってきた惣菜を皿にのせてランチの準備が完了したようです。
オレの大好きな「カオ・ニャオ」も特大の籠で登場。コレにはテンションあがりました。
ただ、籠の中にはちっちゃいアリがいましたけどね・・・・。まぁ見なかった事にしました。
自腹の惣菜は別にしても、量、質ともにかなりのもてなしだったんじゃないかと思います。彼もいくつかの料理を指さして「これはお客さん用なんだよ」って言ってました。そのうちのひとつはバナナでしたが。
何故かみんなが集まってこなかったので彼と2人で食事を始めました。
既に昼食が済んだあとなのかオレ達が食べ終わってからゆっくり、って感じだったのかは不明。後者なら気を遣わせてしまいました。
下の3枚の写真がこれがその時のランチ。
上・買ってきた惣菜とバナナ
中・プレーンソムタム
下・カオニャオ特盛り(笑)
食べ方はカオ・ニャオを手で小さく丸め、おかずを少しつまんで一緒に口の中へ、っていうスタイル。とりあえず、カオ・ニャオが美味過ぎました・・・
毎日食いたいと思えるほど。
ソムタムも買ってきた惣菜もカオ・ニャオに合うモノばかりで、ついつい腹いっぱい食ってしまいました。そして香菜がたっぷり使われていたのでかなーり満足できました。(札幌で食べるアジア料理はあんまり香菜が入っていないので物足りない)
辛くしないで、ってお願いした料理はまずまずの辛さでした(笑)。カオ・ニャオなしだとツラかったかも。
すっかり満腹になってボケーッとしていたら、枕を持ってきてくれて「眠かったらそこで昼寝していいよ」と言われましたが、そこまで神経は太くないので「大丈夫、大丈夫」とだけ言っておきました。眠そうに見えたんだろうか。
腹ごなしに家のまわりをウロウロしていたらなんと・・・・・
家の真裏がメコン! おおおおおおお。
そうしたら彼がやって来て「姉さんと一緒に畑仕事やってみるか?やってるとこ写真に撮るよ」と言ってくれたのですが、「暑いからムリ」(マジで)と答えたら笑ってました。
その後は庭でデコボコのミカン(マクー)拾いを手伝い(持って帰ってシャンプーにするって言ってた)、みなさまにお礼を言い帰路へ。
彼がホテルのそばまで送ってくれたので、約束のガイド料を払いそこで解散。彼はナチュラルに行動してただけだと思うんですが、貴重な体験をさせてくれてありがとう、と心から思いました。
こういうのって望んでもなかなか体験出来るものじゃないし、ましてやお金を払えばってものでもないから。
そういえば、彼の名前は「トゥッ」。呼びづらいったらありゃしませんでした。「トッ」って呼んでも振り向いたので「トッ」かもしれません。
ホテルに戻って鏡を見たら顔が日焼けで真っ赤になってました。特に鼻はもげそうなくらい赤かったです。どうりでフロントのヤツらが笑ってたわけだ。
帰りに舟乗り場で撮った一枚。すっげーいい笑顔