WEB ミギカタアガリ

パリからニューヨークへ

投稿日: 2001/07/14

Travel > 2001年 ふつーの旅

ユニゾム、効いたみたい。薬が残っているのかいまいち頭がさえないけど、朝7時までぐっすりだった。
とりあえずシャワーを浴びーのメール送信しーので8時。
そして軽く荷物をまとめたあと朝食をとる。やっぱりここもパン食のみ。

9時半にはホテルを出たかったので朝食後すぐに荷物をまとめてチェックアウト。昨日から雨が降っており、今日は一段と雨足が強くなっている。北駅まで数分歩いただけなのに結構濡れる。


ド・ゴール空港までは”RER B線”で行けるので切符を買おうと思ったらどこの券売所も長蛇の列。何故かこんなに大きい駅なのに自動券売機が無く、手売りでさばいている。しょうがないので15分以上並んだ。
なんか幸先悪いなーと思ったが、無事に切符をゲットし列車へ。そして、空港駅には問題なく到着。

で、空港到着後からトラブル続出。
空港駅からは循環バスに乗って各ターミナルなどに行くのだがバスは2路線ある。
どちらに乗るのかわからなかったので駅のスタッフに聞きいた。そして念のために運ちゃんにも確認。

なのに・・・・なのに・・・・・・・・・・・

ターミナル1へ行きたかったのにターミナル2行きのバスを教えられ、それに乗ってしまった。

キレ気味にもう一回運ちゃんに聞いたら「あぁ、それなら後ろのバスだな」だって。おぃ・・・(怒)
空港を一周してきたので結構な時間ロス。チェックインしてないのに出発まで2時間切っちまったじゃないか。今度は無事に数分でターミナル1到着。

なんだこの空港。雑然とし過ぎてどこに何があるかわからん。
空港係員を捕まえて、ユナイテッドのカウンターはどこ?と聞くと、「向こうの×番」とのこと。
うぉー、なんまら歩くじゃん!
小走りでやっとこチェックインカウンターに到着。さて、チェックインしようかな・・・と思ったらその前にゲートがあってここで出国手続き。
ただでさえ苦手な英語があせっているのでなおさら聞き取れない。しかも、軽くフランス訛りが入ってる。
何とかここを切り抜けやっとチェックインカウンターへ。

やっぱりここでも10~15分待たされる。フランス人は効率とかテキパキ物事をこなすとかということを知らないのだろうか?
今日は、パリ~ワシントン・ダレス~ニューヨーク・ラガーディアというフライトのためトランジットがあり2枚ボーディングパスをもらったが、最初の搭乗分に何故か座席番号がない。
はて?、と思いつつもカウンターで言われた通りサテライト1へ向かう。

途中にメールボックスがあったのでユーレールのアンケートを投函。なんか景品がもらえるらしい。
サテライト1に到着し、ワシントン行きの搭乗ゲートも見つけたが、パスにシート番号がないのでカウンターに言って聞いてみると、「呼ぶから座って待ってなさい」と言われる。
何故?と思いつつもその通りにする。が、不安なのでもう一度別な人間に聞いてみたらやっぱり同じ返答。
ちゃんとオレにでもわかる発音で呼び出してくれだろうか。
不安たっぷりで呼び出しを待っていると、「出発が遅れます」とのアナウンス。乗り継ぎまで2時間しかないんですけど・・・
なんか色んなアナウンスが交錯していたので、ひょっとしたら自分の名前が呼ばれたかも、と思ってカウンターに行ってチケットを見せて「ねぇねぇ、オレのこと呼んだ?」と聞いてみると、「まだ呼んでない」。
不安感全開になりつつもカウンター横で全身全霊を込めてアナウンスを聞いていると、やっと名前を呼ばれる。
はい、とカウンターに行ってパスを見せると座席番号の入ったものに交換してくれた。一安心。
まもなく搭乗開始となったが、この時点で30分近い遅れ。

機内へ入り席を見つけるとなんと窓側。窓側はトイレに行ったりするのに不便なのであまり好きじゃない。
座って離陸を待っていると機内アナウンスが流れて「1時間ほど遅れて出発します」とのこと。
えーっと、って事は入国で並んで、乗り継ぎカウンター探したりしてたら時間足りないんじゃ・・・
乗り継ぎ便のチェックイン終了して座席番号も出てるのでちょっとくらいなら待っていてくれるでしょう、多分・・・

で、いよいよ離陸。

フライト中は特筆すべき事は何も無し。映画も特に面白いものはやってなかったし。入国カードが全部英語だったけど、前回日本語版を書いていたおかげでOK。

で、着陸。8時間くらいは乗ってたんでしょうか。

降機してトランスファーと書かれた方向へ歩いていくと、案の定、行列の出来る入国審査屋さん状態。
うわー、時間無いよーと思いつつもひたすら並ぶ。しかも、一番進みの遅い列に並んでしまったらしい。
やっと自分の番になったが、焦っているせいかなんも聞き取れない。シスコに入った時はそれなりにわかったのに・・・
両目にハテナマークを浮かべていたら、「もう、行きなさい」とのお言葉。次の持ち込み荷物審査のとこも同様。ある意味ラッキー。

で、乗り継ぎゲートを探すがわかんない。
モニターを見るも焦りで全然自分のフライト番号を見つけることが出来ない。そばにあったユナイテッドのカウンターに行きパスを見せて搭乗口を聞くと、「TVに出てるよ」と言われる。
時間無いから聞いてるのに・・・わかったよ、と思いながらTVの方へ向かおうとすると、「フライトナンバーは?」と言うのでパスを見せると、「D16だ」と教えてくれた。サンキュー。

で、重たい荷物を背負ったままひた走る。だめ、もう足が動かないと思いつつも走る。
本当にひたすら走った。D16ってえらい遠いじゃん・・・
流れているアナウンスがすべて「ラ・ガーディアへのフライトは××分を持ちまして最終案内を終了・・・うんぬん」と言う風に聞こえる。
ひょっとして、ここで乗り継ぎに失敗して土産話を増やすことになるのか、と思いつつも走った。

D16へ到着。
パスを見せて「まだ大丈夫?」(この時点で出発5分前を切っている)と聞くと、「いいわよ、座って待ってて」と言われる。
へっ?と思いTVの掲示板を見ると、時間が変更になり17:15→18:00になっていた。安心感半分、怒り半分。
すぐそばに売店があったので水を買って水分補給。凄い汗。
まもなく搭乗案内が始まったのでとっとと乗り込む。で、1時間ちょっとでラ・ガーディア空港へ到着。
ちょっと遅くなったけどやっとニューヨーク到着です。

ラ・ガーディア空港へ降り立ったあと、グランド・トランスファーと書かれた案内に従って歩いていくと、インフォメーション発見。
ホテルの地図を見せて「ここ行きたい、シャトルバスは使えるか」と聞くと$15で行けるとのこと。こっちがなんにも返事をしてないのに勝手に予約券を発行された。
ピックアップするときは呼ぶから前のイスで座って待ってなさいと言われるたので、その通りにする。

うーん、トイレ行きたいかも・・・ガマン。

するとすぐに名前を呼ばれた。
カウンターへ行くと業務用冷蔵庫みたいな黒人の兄ちゃんが立っている。彼がドライバーかい、もしかして。RUNDMCじゃん。他に客が2人いた。
クルマへ行くと助手席には係の人らしき黒人の姉ちゃんが座っていた。荷物を積んで乗り込むといよいよ出発。
運ちゃんと助手席の姉ちゃんは黒人独特のノリで楽しそうに会話を弾ませている。
なんか、ちょっと格好いいぞ。でも、前見て運転しろよ。横ばっかり見てるじゃないか。
しかも運転は結構ラフ。途中で姉ちゃんが持っている携帯が鳴り、なにやら楽しそうに会話している。そして、大爆笑。
そうすると運ちゃんが「オレにかわれ」と言って携帯を掴んで話をしだした。そして、自分の太股を叩きながらデカイ体を揺らしまくって爆笑している。しかも上向いて。あのー、前は見えて・・・るんでしょうか。
英語が分かればオレも爆笑できたかもしれないんだが。やっぱり、英語は身につけるべきだな。

途中で1人おろし、20分ほどで「マリブホテル」到着。
シスコで泊まったアイーダホテルが高級に思えるほどガサイ。
でも街の活気は比べ物にならないくらいパワフル。さすが都会。

ちょっと遅くなったけど無事にチェックイン。鍵をもらって部屋へ。
さてと明かりをつけて・・・うーんあまり快適とは・・・、3日間の辛抱。
あぁ、テレビがない・・・
電話が無いのはわかっていたけど、テレビまで無いとは。しかもコンセントも・・・。
デジカメの充電とか撮った写真のCD-ROM転送とかどうするの。
でも、部屋の掃除をするのに絶対コンセントは必要だからどっかにあるはず、と思い壁に掛かっていたデッカイ鏡をずらしてみるとコンセントの口を2つ発見。我ながらあっぱれ。
が、口が緩くなっているのでちょっとでも差込が斜めになると接触不良になる。
早速ラップトップを繋ぎ電グルをかける。で、得意のベッド横断睡眠に入る。
夜1人で外に出るのもコワイのでお出掛けは明日以降と言うことで・・・
zzzzzzzz