
目指せ、スラエム(Sra’aem)〜 プレアヴィヒア遺跡ひとり旅 2024 ①
投稿日: 2024/05/27
Travel > 2024年 プレアヴィヒア遺跡の旅
2024 年のゴールデンウイークにカンボジアのプレアヴィヒア遺跡に個人旅行で行った時のブログです。
プレアヴィヒアへはシェムリアップから現地ツアーを利用して行くケースが多いようですが、朝イチで遺跡に入りたかったため、スラエム滞在を選択。
シェムリアップやその近郊の遺跡群(アンコール・ワット、ベンメリア等々)は過去に二度訪れているので、今回はプレアヴィヒア一点突破の旅。
タイのスリン県からカンボジアのスラエムを目指す行程にしました。
個人旅行でタイからプレアヴィヒア遺跡へ行く際の参考情報になればと思います。
(多分、あんまり、いないだろうな、、)
スラエム(Sra’aem)までの行程
※ 2024/04/27、28 の記録です
プレアヴィヒア遺跡訪問にあたり色々と迷った挙句、遺跡に近く、それなりに快適に過ごせそうな町、スラエム(Sra’aem )に滞在することに。
2024/04/27 にバンコクに入り、翌 4/28 にチョンチョム・オスマック国境を経由し、スラエムにたどり着きました。
スラエムまでの行程をこんな感じで ↓ まとめてみました。
(表は横スクロールできます)
日付 | 経路 | 移動方法 | 所要時間 (おおよそ) |
費用 |
---|---|---|---|---|
2024/04/27 | 新千歳空港 → スワンナプーム国際空港 |
AirAsia | 7 時間 30 分 | 35,619 円 |
スワンナプーム国際空港 → ドンムアン国際空港 |
AirAsia の無料シャトルバス | 1 時間 | 無料 | |
ドンムアン空港近辺のゲストハウスで一泊 | — | 2,803 円 | ||
2024/04/28 | ドンムアン空港 → ブリーラム空港 → スリン(The Chang Knowledge Park) |
飛行機(AirAsia) + ミニバンバス(AirAsia) |
2 時間 30 分 |
飛行機とバスのセットで |
スリン(バスターミナル) |
乗合バス(ロットトゥー) | 1 時間 15 分 | 60 THB | |
チョンチョム → オスマック(カンボジア側 イミグレーション) |
徒歩 | 30 分 出入国手続き+タクシー値段交渉込 |
カンボジア VISA 30 USD |
|
オスマック → アンロンベン | タクシー貸し切り | 1 時間 30 分 | 35 USD | |
アンロンベン → スラエム | 乗り合いタクシー (途中で壊れて、別の車に乗り換えるという嬉しくないハプニング付) |
1 時間 30 分 | 8 USD |
旅行中の正確なレートは記録していないけど、1 USD ≒ 160 円、1 THB ≒ 4.3 円、1 USD ≒ 4000 カンボジア・リエルだったと思う。物価高&円安の往復ビンタ状態。
オアスマック 〜 スラエム間の道路はすべて舗装されていたものの、気温 40℃ 超えでタクシーのエアコンの効きが悪かったせいか車内はなかなかの暑さ。アンロンベンからの乗り合いタクシーは人がたくさん乗っていて、全然くつろげる感じではなかったので、結構疲れました。
オスマック・アンロンベン間、アンロンベン・スラエム間のタクシー料金は要交渉。
ネット上には「○○ USD」まで値切らないと負け!といった感じの情報がありますが、状況によって落とし所は変わるように思います。(通貨レート、待機しているタクシーの数、時間帯、繁閑状態、クメール語堪能か否か、などなど)
私はクメール語がまったくわからないので、炎天下の中、タクシーの運ちゃんとスマホの電卓を見せ合いながら 1 USD でも安くなるよう交渉しました。
ちなみに、オスマック・アンロンベン間は貸し切り(チャーター)で、運ちゃんの提示額 45 USD から交渉スタート。この日のドル円レートだと 7000 円オーバーだったので、リアルにそりゃ無理だわ、、と思いながら、なんとか 35 USD まで下げてもらいました。それでも 5000 円超え。
とりあえず、カンボジア スラエムに到着
スラエムに到着すると、幹線道路のロータリーで降ろされました。

初訪問で土地勘はないため、どこに何があるのかわからず、スマホの地図とあたりの景色を見比べながらキョロキョロしていたところ、トゥクトゥクが寄ってきました。
- トゥクトゥク(以下 ト):プレアビヒアに行くの?
- 私:そうだよ。アメリカドルで支払いたいけど、行ける?
- ト:往復で 20 USD
- 私:高すぎるなー。10 USD にならない?
- ト:遠いし往復するし、遺跡見学の間待っていなければならないから、その料金は無理
- 私:そっか、じゃいいや(交渉を打ち切り、歩き出す)
少し歩くとさきほどのトゥクトゥクが後ろからやってきて、「10 USD OK」とのこと。
(東南アジアあるある)
「往復で 10 USD でいいんだよね」と念を押し、お願いすることに。
プレアヴィヒア遺跡までの足は確保できたので、「安いホテルを知らない?」と聞いてみたものの言葉が通じていないのか「よくわからん」という顔をされてしまった。
数百メートル先にホテルっぽい建物が見えていたので、「あれ、ホテル?」と聞いたところ、そうだというので、ホテル前までタダで乗せてもらいました。
スラエムの宿
着いたのは、「Morodok Preah Vihear Guest House」

「Morodok Preah Vihear Guest House」の外観
トゥクトゥクの運ちゃんは「翌朝 7 時にここに来るから」と言い残し去っていきました。
フロントで料金を確認すると、エアコン付きの部屋で 1 泊 15 USD。(この日のドル円レートで 2400 円くらい)
「12 USD にならない?」とたずねてみたら、「12 USD ならエアコン無し(扇風機のみ)の部屋」とのこと。
値切るのはあきらめて 15 USD の部屋を見せてもらったところ、広いし設備も悪くなかったのでここに決め、2 泊することに。
町中にはこれよりも安い宿はありそうな感じだったけど、あちこち見て歩くには暑すぎたし、長時間の移動で疲れていたので、ここに決めてしまった。

エアコン付き 15USD の部屋(2024/04/28 時点)
ホテル横に ATM があり 、徒歩圏内に飲食店、雑貨屋などもあるので、立地はよかったと思います。ATM は、USD、カンボジア・リエル の 2 通貨を取り扱っており、旅行者が使うことを意識している感じ。
宿の確保後、近所のレストランで食事。2 品+缶ビールで 7 USD。

コロナ明けで久々(5年ぶり)の東南アジアだったので、腹を壊さないように屋台の食事は避けておきました。(経験上、遺跡歩きの時に腹痛だとキツイので、、)
念のため、スワンナプーム到着時に薬局で下痢どめと抗菌剤を買っておきましたが、食べ物に気を配ったからなのか、幸い、旅行中に薬のお世話になることはありませんでした。
食事後は翌日の遺跡歩きに備えて、宿でのんびりダラダラと。
(というか、酷暑期で暑すぎたし、外に出ても特にやることがなかった)