タチレク目指してレッツไป!(レッツパイ)
投稿日: 2007/11/22
Travel > 2007年 タイの旅
本日はAirAsiaでチェンライへ。
タイでバンコク以外の街へ行くのが初めてなのでなまら楽しみ。
AirAsiaは遅延で有名な(笑)格安航空会社。
チェックインはかなりスムーズだった。e-Ticketの控えを見せることもなくパスポートのみでチェックイン終了。搭乗券がスーパーのレシート?っていう感じだったのにはちょっと驚いたけど。ここもTigerと同様に席は自由。
これが衝撃の搭乗券。まぁ用は足りているんだが・・・・
まず、15分から20分くらい遅れて搭乗開始。いきなり実力発揮。
しかも離陸も案の定1時間以上の遅れ。全部タイ語でのアナウンスだったので理由は全然わかりません。
やたらと地上を走っている時間も長かったし。このままチェンライまで走っていくんじゃないか、っていうくらい走ってました。
飛んでからは順調そのもので、チェンライにはあっけなく到着。
チェンライの宿はBaanbua Guesthouse。メールで予約済み。
街の中心部にあるゲストハウスまではタクシーで200バーツ。微妙に高い気もしたが一律らしい。「バーンブアゲストハウスまで行きたい」と言ったら一発だった。
ゲストハウスに着いて、すぐにバイクを借りた。シャワーすら浴びなかった。フロントに写真付きのメニューが置いてあって選ぶとレンタバイクショップに連絡して手配をしてくれるというスタイル。
オレが借りたのは100ccの4速ミッション。1日で150バーツ。安い。安過ぎる。逆に不安だ。(日本人の感覚として。タイではごく普通の料金)
4速ロータリーミッションの相棒。細いタイヤがチャームポイント。
一応メットもついてきたがオーバーサイズの上にあごひもゆるゆる。
本来ならバイクを借りるときにデポジットとしてパスポートを預ける必要があるのだが、メーサイ→タチレクで必要になるためオレは国際免許証を代わりに渡した。これはよくある話らしくマイミーパンハー、まったく問題なしだった。
というか、「ボーダー越えるからパスポートを使いたいんだよね」と言ったら「じゃドライブライセンスはあるか」と言われたし。
ここら辺の情報はネットで収集済みだったので予め国際免許証を持参していたのだ。さすが年の功、用意周到。
場所によってはパスポートのコピーもさらに必要になる場合があるので、準備していたのだがこのレンタバイク屋には必要なかったようだ。
ゲストハウスのママに地図を見せてタチレクまでの道を聞いたところ、(英語で)「このゲストハウスから大きい通りに出てそのまままっすぐ行けばメーサイに着くから。ベリーイージー。60kmくらいだからすぐ着く」と言うので空港でもらった地図を握りしめて出発する事にした。
暗くなるまで待って、じゃなくて暗くなる前には帰ってきたかったので大至急スタート。
借りた瞬間に燃料がすっからかんだったのでまずは燃料補給という難関が待ち構えていた。満タンで100バーツ。しかも高いハイオクを入れられた模様(笑)
燃料も満タンにしたところで、タチレク目指して・・・・・
Let’s ไป!!
ゴチャゴチャした街中を抜けて大きな通りに出て、まずは快調に走り出した。法定速度がよくわからなかったので40km/hくらいでのんびりと走った。
えらく情報量の少ない案内板。距離がわからん・・・・
日本であれば確実に距離が書いてある類いの看板。
でもやっぱり書いていない・・・
途中、小さな町をいくつか抜けてやっとメーサイ到着。2時間弱かかってしまった。大きな通りに出てからは一度も曲がる事がなかった。確かにベリーイージー。
ゲスハオのママに道を聞いたとき「メーサイ、タチレク付近はベリーデンジャラス(バイク盗難が多いという意味で)なのでイミグレーションそばの川沿いの橋の下ににパーキングがあるからそこにバイクを預けなさい」と言われていたのでイミグレゲートに向かって左側の露天が立ち並ぶ道に入りパーキングを見つけバイクを預けた。料金は20バーツ。おそらく一回20バーツといった感じ。
うるさい客引きをかわしながらまずはタイ側のイミグレで出国手続き。ここで出国のスタンプを押してもらい橋を歩いて川を越えるとミャンマーのイミグレ。ここで入国手続き。タイが左側通行、ミャンマーが右側通行だからかIN・OUTが逆になっている気がするのはご愛嬌か。
タイ側のイミグレ。
ここでタイ出国の手続きをする。
で、橋を使いきったねぇ川を渡る。
川の名前はわからん。
これがミャンマー側のイミグレ。
ここで手続きを行うとタチレクに入る事が出来る。
日帰り入国の場合にはミャンマーイミグレで500バーツ(米ドルも可)を支払い、パスポートと引き換えに入国許可証をもらい入国可能になる。この許可書は当然ミャンマー出国時に必要で、要は入国許可証はパスポートの預かり書になっており「紛失するのはご法度」という事だ。
紛失したらどうなるのかは全くわからない。ただブログのネタにはなるとは思う。
コイツが入国許可証兼パスポート預かり証。
無くすとかなりややこしい事になるのはなんとなくわかる。
入国すると露店が立ち並び、かなりの数のトゥクトゥクが待ち構えている。
駅弁の立ち売りスタイルでタバコやバイアグラなんかを売りつけてくる連中をかわしながら(結構うるさい)徒歩でうろうろしてみたが、ガイドブックどころか地図すら持っていなかったので、どこに向かってよいのかわからないという状況になってしまった。
基本的にトゥクトゥクはあまり好きではないのだが抜き差しならない状況だったので、背番号入りの蛍光グリーンのベストを着た兄ちゃんに料金はいくらなのか聞いてみた。
「行きたいところによるけど」的な返答をされたので逆に「どこに行けばいいのかがわからん」と言うと、さすがトゥクトゥク。写真入の案内カードを見せて、「ここなら何バーツ、3箇所回るな何バーツ」とお決まりのパターンに持ち込んできた。
あまり時間もないし多少ぼられてもいいやと思い、1時間くらいかけて数箇所回るコースにしてみた。150バーツ也。一応軽く値切ったが、ぼられてる感たっぷりの金額。
走り出すとやたら「ショッピング」「プーイン・プーイン」と言っていたが強めに「マイアオ」と言ってきっぱり断った。
そういや不思議だけどタイバーツとタイ語が普通に使えたな。
タチレクは基本的に国境付近のマーケット以外あまり見るところがないように感じた。
トゥクに連れて行かれたのも寺ばっかり。
途中で「首長族(運ちゃんはノーネックと呼んでいた)も見に行くか、行って一緒に写真とると何バーツだ」と言われたが、彼女達があそこに住まわせれている理由を知っているだけにそんな気にはなれなかった。断った。
一回りしてイミグレ付近に戻った後、マーケットで缶ビールを1本だけ空けて再びメーサイ側に戻った。
その後は一路チェンライへ。
交通ルールも大体わかったし、道も覚えていたから結構飛ばして走った。前を走っていたバイクはとりあえず全部抜いてやった。さすがに70、80km/hはやりすぎかなと思い60km/h前後のスピードで快調に走り無事にチェンライへ戻ることが出来た。所要時間は1時間半を切っていた。
空港での夜明かしの後、小排気量車で知らない土地を走ったせいか疲れていたらしく気がついたらベッドの上で2時間ほど失神していた。
チェンライはこの日の1泊だけだったので、気合を入れて起き上がりシャワーを浴びて街の中を徒歩でうろうろしてみた。
街中は悲しいほど暗く(笑)、うろうろ出来るのはナイトバザールの周辺だけだった。
チェンライでは特に買い物をする予定はなかったので、大きめのオープンエアーのレストランに入り食事。
シンハーをピッチャーで注文してしまった。
ジョッキで3杯以上飲んだ。
瓶のとは違う味がした。
バンコクに戻ったら食道楽する予定だったのでここでの食事は控えめにした。
もう一品くらい食べたかったのだが、ビールでおなかがいっぱいになってしまいこれでセットレェーオ。
ゲストハウスに戻る途中、バービアチックなところでコーヒーとお茶を飲んでから帰った。
部屋に戻ったら歯こそ磨いたがすぐにノックダウン。
ちなみにソフトバンクの携帯はタイ(チェンライ)でも問題なく使用できました。
機種は705NK(NOKIA N73)です。
ただ、MMSは使えませんでした。電波状況によるものなのか、はなっから使えないのかはわかりません。「3G」マークではなく「E」マークになっていたのが関係しているんでしょうか。
バンコクに用事があったので何度か通話しましたが、海外ローミング時の通話料金はやっぱり高いですねー
一応SIMロックを解除した端末も持っていたのですが、今回は出番なしでした。