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バルセロナ2日目。そしてミラノへ旅立ち。

投稿日: 2001/07/10

Travel > 2001年 ふつーの旅

Flickrにこの旅のPhotoSetを作りました。(2008年2月)

今日は夜便の列車でイタリアのミラノに出発。やっとタイムゾーンに慣れたのだが、何故か朝早く目が覚めてしまう。ぼっけっとしているのもなんなので、メールやら日記やらつけておいた。

そんなことをしていると時間も経つのは結構早いもので、朝食開始の時間はとっくに過ぎていた。とりあえずシャワーを浴びて身だしなみを整えて朝食ルームへ。行ってみるとバイキング方式で、パンが主体。あとは生ハムやサラミチーズが少々。一通り皿に盛りつけてカップにカプチーノを注いでテーブルへ。お、結構美味いぞ。パンとカプチーノをおかわりしたあと、朝食終了。

チェックアウトが12時なのでそれまで荷物をまとめたりしてダラダラする。めぼしいところは昨日のうちにまわったので、列車の出発までどういう風に時間を過ごすか考える。ガイドブックを見た結果、まだ見ていないガウディ作品を見学することに決定。チェックアウト時に荷物を預かってもらい市内へ。まずは、地下鉄でグエル別邸向かう。


それにしても暑いよー バルセロナの地下鉄は設備が良くて、冷房のきいているので快適なのでそれが救い。地下鉄下車から10分ほど歩くとグエル別邸が見えてきました。ガウディにしてはおとなしい作品なのですが、入り口のドラゴンレリーフは衝撃的。芸術性云々というのはおいといて、マジで格好いいです。中は見学できないのでとっとと地下鉄へ戻ることにします。 で、次はどうしようかなーとガイドブックを眺め、カサ・バトリョに決定。一日券を買ってあるのでまたもや地下鉄で向かう。地下鉄を降りるとすぐ見えてきました。カサ・ミラと似た感じの曲線を生かした外観なんですが、モザイクやレリーフが違う雰囲気をかもし出してます。数枚写真を撮ったあと隣接する建物で陽をよけつつまたもガイドブックとにらめっこ。 検討の結果、地下鉄で闘牛場まで行けるみたいなので向かうことにした。

さっき乗ったのと違う路線なんだけど駅名が同じだったのですぐに着くと思ったら地下連絡通路を結構な距離歩く羽目になった。 せかせか早足で歩いていると、通路の接合部で地元のガキんちょがオレのカバンに目をやったあと、じっとオレの方を見ている。ゲゲっと思い睨み返すと物陰に隠れるが目を離すと再び見ている。なのでオレも再度睨み返す。そんな感じでちらちら後ろを振り返りつつ長い通路を歩く。もし、あいつが連絡係で前の方にデカイのがいて荷物をひったくられたらヤダなと思っていたが、そんな事態には陥らずに目的のホームへ到着。 車内は冷房が利いていて気持ちいいなーと思っているとすぐに闘牛場前へ到着。地上へ出るとデカイ闘牛場がすぐそばに出現。時間外だったので中を見ることは出来なかったのが残念。ここも写真を数枚撮り見学終了。

さて、時間もだいぶ残っているし見たいことはもう無いし、海へ行きたいけど海パン無いしと電グルの「NO」みたいなことを考えながら地下鉄の方へ戻るとサグラダ・ファミリアが見える。距離的に近そうなので時間潰しがてら歩いてみることに。案の定短時間で到着。 相変わらず人がたくさんいます。通りを挟んで向かいにある公園へ行き、公園内の池が入るように写真を数枚撮影。露天で水を買ったあと今度は逆側の公園へ。ここで、日陰になっているベンチを発見し水を飲みながらガイドブックを眺めつつボケーッとしながら過ごす。

そうすると何となく小腹がすいたので、気になっていたバルの「タパ・タパ」へ行くことにした。またもや地下鉄に乗りグラシア通りへ。 店は通り沿いにあってオープンカフェもあるのですぐに発見。店に入ると「コンニチワ~」と店員に言われる。ここはショーケースに品物が全部並んでいるし、メニューも写真付きなので安心して注文する。が、パスタ系のタパスだと思って注文したものがなんとモツ煮込みで、しかも味付けが物凄く濃い。ががーん。たまらなくなり思わず一番小さいグラスのビールを注文。普段は全然飲みたいと思わないのにこの味と気温だとビールが美味しく感じられる。あとソーセージも注文したんだけどバルセロナのソーセージは結構美味しいです。なんか、肉って感じで。会計をした後、通りへ出てベンチで休んだりしながら歩いたあと地下鉄でホテルのあるランブランス通りへ向かう。

外は相変わらず激暑です。

ホテルで荷物をピックアップし、ポーター君にティップを渡し、地下鉄でサンツ駅へ向かう。出発の時間までだいぶあるけど駅で時間を潰す事にした。駅に到着して地上に出るとスケボー少年たちがせっせとトリックの練習をしている。オーリーからのマニュアルなんかをやっていたけどレベルが高そうでした。一応ビデオ撮りなんかもしてたし。 駅に入ると、バルセロナのメイン駅らしく人でごった返している。置き引きやひったくり系っぽいやつらも見受けられたので、荷物は常に目の前に置いて気を配る。どこの国でも怪しいヤツは一発でわかるもんだな。巡回中の警官もチケットが無いヤツは駅の外に出て行けと言っていたので、事件も結構多いんだろう。やがて、ホーム番号が掲示板に出たので、車内用のパンと水を買い列車へ。

いよいよイタリア・ミラノへ出発です。